気持ち・心

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「本当の気持ち」とはなんでしょうか。

「本当の気持ち」はよく持ち出される考え方ですが、果たしてそんなものが存在するのでしょうか。

例えば、ある人が友人の結婚式に招待されたのに、合コンに行くため欠席したとします。
その人が「本当は祝ってあげたかったけど」と言ったとき、本当の気持ちは「祝ってあげたい」なのでしょうか。
それとも「祝う気持ちなど嘘」「結局自分が優先」「大して親しくなかった」などでしょうか。

私は、これらすべてを合わせて初めて「その人の気持ち」だと考えています。
そこには本当も何もありません。
強いて言うなら、どんな気持ちになろうがそれはすべて「本当の気持ち」です。
祝う気持ちも合コンに行きたい気持ちもさまざまに折り重なっているのです。
その一部をクロースアップして「本当は」などと言うのは、視野が狭いのです。

「本当の気持ち」と言うからには、「本当でない気持ち」との区別がなくてはなりません。
しかし、その人の気持ちに「本当でない」ものなどないはずです。
嬉しいと感じたのなら、それは確かに嬉しいと感じたのであって、「嬉しいと感じたはずがない。偽りだ」などと誰も言えません。

別の例で考えてみましょう。
ある女性が彼氏にふられ、落ち込んでいたところを男友達に救われたとします。
それから二人は付き合い始め、彼女は幸せな感覚に満たされたとします。
そこで、ある日、彼女が街で元彼と元彼の新しい彼女を見かけ、ショックを受けてしまったら、「本当の気持ち」は「まだ元彼のことが好きだった。新しい彼のことは好きではなかった」と言えるのでしょうか。

この場合、彼女は癒しきれていない傷の痛みに気付いてしまっただけです。
まだ好きだから、という理由でショックを受けたのではないでしょう。
いえ、もしかしたら「まだ好きだった」もあるかもしれません。
しかし今大きく占めるのは「傷が痛んだ」ことであり、また「今の彼が好き。幸せを感じる」のも並列で存在していいはずです。
それらの気持ちに大小こそはあれ、「本物」「偽物」の区別などありません。

人の気持ちは、複雑にでこぼこした固まりのようなものです。
ある場所がやたら飛び出ているからと言って、それだけが気持ちの全部を表すわけではないのです。

「本当の気持ち」という概念は、他人を縛るだけではなく、自分をも縛ります。
例えば、先のショックを受けた彼女が「私は本当はまだ元彼が好きだったんだ。今の彼と付き合う資格なんてない」と思ってしまうなどです。
自分が「本当の気持ち」という鎖を振り回していないか、気にしてみてください。

みじかめ恋愛アドバイス

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